教え子の女子生徒にわいせつな行為
[毎日新聞2000年10月21日]
滋賀県警少年課などは21日、教え子の女子生徒にわいせつな行為をしたとして、同県蒲生町桜川西、県立甲南高校教諭、原口鉄哉容疑者(39)を児童福祉法違反容疑などで逮捕した。調べに対し原口容疑者は、容疑を大筋で認めているという。
調べでは原口容疑者は、3年生の国語を担当していた昨年6月下旬の午後6時ごろ、進学希望で成績を気にしていた3年生女子生徒(当時17歳)を同校弓道場に呼び出して胸に触れるなどし、同年7月には3回、三重県内のホテルでわいせつな行為をした疑い。
女子生徒は同月末に交際を断ったが、1学期の国語の成績が10段階で「8」だったのに、2学期は「1」になっていた。
また原口容疑者は、今年3月まで無言電話や自宅付近での待ち伏せなどストーカー行為を続け、女子生徒が大学に進学した後の今年6〜10月にも、顔写真を合成して作ったわいせつ写真や復縁を迫る手紙を計12回郵送していたという。 【小川 信】