わいせつ教諭に有罪判決 福岡地裁
2000.12.19 The Sankei Shimbun
自然教室に参加していた小学五年の女児の体を触ったとして、強制わいせつ罪に問われた福岡市東区八田三丁目、元教諭吉丸英明被告(37)に対し、福岡地裁は十九日、懲役二年、執行猶予五年(求刑懲役二年)の判決を言い渡した。
一木泰造裁判官は「教育者の自覚をみじんも感じさせない身勝手な犯行だが、自首し反省もしている」などと述べた。
判決によると、吉丸被告は九月二十二日午前三時ごろ、福岡市内の「海の家」で開かれていた泊まりがけの自然教室で、就寝していた女児=当時(10)=にわいせつな行為をした。
吉丸被告は、寝室の見回りを利用して、ほかの女児にもわいせつな行為を繰り返していた。