女生徒にわいせつ行為、45歳中学教諭を懲戒免…横浜市教委
2008年4月10日13時53分配信 読売新聞
横浜市教育委員会は10日、部活動で指導していた女子生徒の体を触るなどしたとして、市立中学校の男性教諭(45)を懲戒免職処分にした。
発表によると、男性教諭は昨年7月24日から8月13日の4回にわたり、自分が顧問を務める部活動の部員だった生徒を保健相談室に呼び出し、抱きしめたり、キスをしたりしたほか、胸や下腹部を触るなどのわいせつ行為をしたという。
昨年8月、被害を告白する生徒の日記を見た両親が校長に相談したが、教諭は行為を否定。今年3月、女子生徒が、担任に相談したところ、「ウソをつくのは限界」と一転認めた。
学校側は、両親から相談を受けた後、生徒への聞き取りをせず、教諭に対する調査も行為を否定されると、打ち切っていた。市教委は教諭の処分に合わせ、校長を文書訓戒とした。
教諭は「ストレスがたまっていた。心の傷を負わせ、申し訳ない」と話しているという 。