教員採用、不正頼んだ覚えない…取り消しの男性が提訴へ

教員採用、不正頼んだ覚えない…取り消しの男性が提訴へ
1月31日22時0分配信 読売新聞

 大分県教員汚職事件で、「点数改ざんによって採用試験に不正合格した」として県教委から採用を取り消された秦(しん)聖一郎さん(23)(大分市)が31日、「不正を依頼した覚えはない」と、県教委を相手取り、処分取り消しと損害賠償を求める訴訟を3月初めにも大分地裁に起こすことを明らかにした。

 秦さんは2007年、小学校教員採用試験に合格した。08年4月から大分市内の小学校に勤務したが、教員汚職事件発覚後の同年9月、不正合格した21人のうちの一人と判断され、県教委から採用を取り消された。

 現在は同じ小学校で臨時講師をしているが、任期は今年3月末で切れる。 

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