懲戒処分:教え子にわいせつ行為の教諭を免職 2人を減給、戒告 /三重
毎日新聞 2009年1月23日 地方版
県教委は22日、教え子の女子生徒にわいせつな行為をした南勢地区の中学校の男性教諭(45)を免職にするなど計3人を懲戒処分にした。
県教委によると、男性教諭は担任をしていた当時3年生の女子生徒に対し、07年3月初旬から生徒の卒業後の5月下旬にかけ、教官室や自分の乗用車内などで計7回にわたり、キスをしたり、胸を触るなどのわいせつ行為をした。
生徒の母親が学校に抗議して発覚した。教諭は「学校教育の信頼を失墜させる行為をしてしまい、申し訳ない」と話しているという。県教委は県青少年健全育成条例違反の疑いがあるとして21日、県警に連絡した。
このほか▽伊賀市内の自宅で周辺の中学生9人に勉強を教え、年間70万〜100万円の収入を得ていた同市立緑ケ丘中学校の常勤講師の女性(57)を減給10分の1、1カ月間▽帰宅途中に鈴鹿市内で乗用車で衝突事故を起こし、相手に約2カ月のけがをさせた四日市農芸高校の男性教諭(45)を戒告処分にした。講師は辞職願を出し、県教委は承認した。【田中功一】
〔三重版〕