児童の個人情報入りメモリー盗難=豊田市
2009年02月13日09時36分 時事通信
愛知県豊田市教育委員会は12日、同市立小学校の男性教諭(53)が車上狙いに遭い、パソコンや児童の個人情報が入ったUSBメモリーを盗まれたと発表した。まだ発見に至っていないが、今のところデータが悪用された形跡はないという。同校では教諭らが児童宅を訪問して謝罪した。
市教委によると、教諭は9日午後7時半ごろ、帰宅途中に同市内の喫茶店に立ち寄って食事。同9時半すぎに帰宅した際、乗用車の右側後部の窓ガラスが割られ、後部座席に上着と防寒着で二重に覆っておいたケースに入ったノートパソコン2台とUSBメモリー1本が盗まれていることに気付いた。窓は小さく割られていたという。
パソコンには個人情報は入っていなかったが、USBメモリーには、担任クラスの6年生38人のテストの点数や通知表の所見などのほか、6年生3クラス計113人の名前、個人情報が含まれている可能性がある学校行事の写真が入っていたという。(了)