「借金できた…」教師が生徒に30万円借りる
2008/08/25 22:13更新 産経新聞
静岡県教育委員会は25日、女子生徒から30万円を借りるなど教員として不適切な行為があったとして、県立高校の男性教諭(33)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
県教委によると、教諭は4月上旬、自らが顧問を務める委員会のメンバーの女子生徒に「借金が急にできた」と相談。この生徒から5月下旬までの3回にわたり計30万円借りた。生徒は「信頼している先生が困っている」と考え、お金は自分の貯金から下ろしたという。その後、生徒の両親が知り、教諭は謝罪した上で全額返済した。
県教委は「セクハラ(性的嫌がらせ)より軽い事案。教諭はこれからも教壇に立ち、将来がある」と説明。借金の使途など詳細を明らかにしていない。