富松審議監が辞職願を提出 大分県教委、受理は留保

富松審議監が辞職願を提出 大分県教委、受理は留保
2008/08/20 17:59更新 産経新聞

大分の教員汚職事件に関連して、人事異動に便宜を図った謝礼として商品券20万円分を受け取った疑いが浮上している県教育委員会ナンバー2の富松哲博教育審議監(60)が20日、辞職願を提出した。県教委は「警察が捜査中で懲戒処分に当たる可能性がある」として受理を留保した。

 県教委総務課によると、辞職願は富松審議監の代理人を務める弁護士の事務所職員が持参した。教員汚職事件への言及はなく、理由については「一身上の都合」としか書かれていないという。

 富松審議監は先月上旬、4月1日付で小中学校校長から県教委に異動した元義務教育課参事、矢野哲郎被告(52)=贈賄罪で起訴=から3月に商品券を受け取ったことを認め、その後は体調不良を理由に年休を取っている。

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