4人は起訴事実認める方針 大分教員汚職、4日に初公判

4人は起訴事実認める方針 大分教員汚職、4日に初公判
2008/09/02 16:08更新 産経新聞

大分の教員汚職事件で、収賄罪に問われた元県教育委員会義務教育課参事、江藤勝由被告(52)と贈賄側3被告の初公判が4日午前10時、大分地裁(宮本孝文裁判長)で開かれる。今も捜査が続いている一連の事件では教育関係者7人が起訴されているが、公判開始は初めて。4被告は起訴事実をおおむね認める方針。

事件では、採用や昇任をめぐり金品授受が行われていた実態が浮かび上がった。公判では贈収賄に至った経緯や背景、県教委内の不正な点数操作の状況がどこまで解明されるかが注目される。しかし検察側は「争点は特にない」としており、一部の被告は数回の審理で結審する可能性もある。

 贈賄罪に問われているのは、元同課参事、矢野哲郎(52)と妻で元同県佐伯市立小教頭のかおる(51)、元同市立小校長、浅利幾美(52)の各被告。

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