小学校の事務職員が公金118万円着服

小学校の事務職員が公金118万円着服
2008/12/08 12:17更新 産経新聞

 大阪市教委は8日、文具などの購入代金の約118万円を着服していたとして、市立田中小学校(同市港区)の男性事務職員(55)を懲戒免職処分にするとともに、監督が十分ではなかったとして同日付で同校の校長(55)を文書訓告にした。市教委は業務上横領罪で事務職員の告発も検討する。

 市教委によると、事務職員は消耗品や通信費など、現金払いの経費を管理しており、平成19年9月から今年11月にかけて計20回、文具などの購入代金を業者に支払わず着服。当初は1〜2カ月遅れで業者に支払っていたが、今年3月から問題が発覚する11月までは約62万円を滞納していた。

 事務職員は業者に日付が空白の領収書を出させ、無断で日付を書き込み、精算したように装っていたが、業者から「支払いが滞っている」と学校に連絡があり発覚した。

 市教委の調査に対し、事務職員は「ストレス解消で飲食するために着服した」と話しているという。

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