大阪・松原市立中学 運動部顧問をわいせつで逮捕
2009年2月25日 MBSニュース
大阪府松原市立中学校の教師が、教え子にわいせつ行為を繰り返していたとして逮捕されました。運動部顧問の立場を利用して複数の女子生徒の体を触っていたということです。
強制わいせつの疑いで逮捕されたのは松原市立中学の元教諭・寛永幸和容疑者(53)です。
大阪府警の調べによりますと寛永容疑者は去年12月、顧問をしている運動部が練習試合に訪れた大阪府河南町の体育館で、「マッサージをする」と言って女子生徒の胸などを触った疑いです。
大阪府教育委員会の調査では、寛永容疑者は去年12月までの2年にわたってあわせて19人の女子生徒を校長室などに呼び出し、わいせつ行為を繰り返していたということです。
生徒が女性教諭に相談したことで問題が発覚し、府教委は先月、寛永容疑者を懲戒免職処分にしていました。
(Q.12月の教育委員会のほうで…)
「もうそれはお答えできない。また学校のほうへ…もうわかってるでしょ。すいません。申し訳ないです」(寛永幸和容疑者〜今月17日)
警察の調べに対し、寛永容疑者は「マッサージはしたが、わいせつ行為はしていない」などと容疑を否認していますが、ほかにも複数の生徒からの警察に被害届が出されているということです。
寛永容疑者は、要求に従わない生徒を試合のメンバーから外したりしていたということで、警察は顧問の立場を利用してわいせつ行為を繰り返していたとみています。