都教委:2教諭を懲戒免職−−飲酒交通事故、女生徒わいせつ /東京
毎日新聞 2009年3月10日 地方版
都教育委員会は9日、酒気帯びで人身事故を起こすなどした教職員3人を懲戒処分にした。
懲戒免職になったのは、都立小平西高校教諭の曽雌(そし)博文被告(60)。都教育庁職員課などによると、曽雌被告は昨年10月18日未明、酒気帯び状態で乗用車を運転し、立川市内の交差点で自転車で横断中の大学2年の男子学生(当時20歳)をはね重傷を負わせた。危険運転致傷などの罪に問われ、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受け、控訴中。
さらに教え子の女子生徒にわいせつな行為をしたとして多摩地区の市立中の男性教諭(29)を懲戒免職にした。
また、昨年10月にキャバクラの客引きをしたとして風営法違反容疑で逮捕された都立高の技能主事の男性(36)を停職3カ月にした。95年から昨年まで無許可で夜間のアルバイトを行っていたという。【木村健二】