女子児童の体触り自宅謹慎 京丹後の小学校男性教諭

女子児童の体触り自宅謹慎 京丹後の小学校男性教諭
2008.8.13 23:35 産経新聞

 京都府京丹後市内の市立小学校の30歳代の男性教諭が、担任している高学年のクラスの女子児童数人の体を触るなどした行為は「スクール・セクハラ」にあたるとして、学校が男性教諭を自宅謹慎させていたことが13日、分かった。男性教諭は「スキンシップのつもりで触れたが、児童に不快な思いをさせた」と反省しているという。

 市教委や小学校によると、6月中旬にPTA関係者から、「(高学年の)担任が、児童に対してセクハラをしているのではないか」と学校に問い合わせがあった。

 市教委などの説明によると、今年5月中旬ごろ、休み時間に教室でいすに座っていた男性教諭が、「じゃれてひざの上に乗ってきた」女子児童が着ていたオーバーオールの腹の部分から手を入れ、シャツの上から腹や背中を触るなどしたという。また、別の休み時間にも、ひざの上に乗ってきた女子児童のひざやももの辺りを触ったという。

 学校側が7月中旬に、教諭が担任しているクラスの女子児童に話を聞いたところ、数人が「触れられて嫌な思いをした」と話したことから、学校は同月22日から約1週間、この教諭を自宅謹慎させたという。

 同校では同月31日夜に保護者会を開き、事実関係を報告した。同市教委では「男性教諭のセクハラの事実に関しては把握しており、正式な処分も検討する」としている。

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