指導不適切教員4人を認定 群馬県教委

指導不適切教員4人を認定 群馬県教委
2009年3月20日7時56分配信 産経新聞

 県教委学校人事課は19日、指導が不適切な教員として、県立学校などの男性教諭計4人を認定したと発表した。4人は新年度から学校を離れ、県総合教育センターで指導力向上に向けた研修を受けるなどする。また、認定を受けて今年度、学校を離れ研修を受けていた男性教諭1人を学校復帰に、別の男性教諭1人を研修継続とした。

 県教委によると、4人は生徒の実態を無視して一方的に授業を進めたり、暴言を吐いたりするなど、指導が不適切と判断された。今年度に研修を受けていた2教諭については、授業の工夫など改善が見られた1人の学校復帰を決定。改善されなかった1人は、さらに1年の研修継続とした。

 県教委は各学校の報告などを受け、指導が不適切な教員の認定や処遇決定について、有識者による判定委員会に諮問。答申を受け、研修などを実施している。

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