「何しに来たんだ、クソ学生」泥酔、暴行の鹿児島大職員を諭旨解雇
2008.3.13 22:08 産経新聞
鹿児島大(鹿児島市)は13日、同大の学生に一方的に暴言を浴びせ暴行したとして、農学部の男性事務職員(36)を12日付で諭旨解雇処分にしたと発表した。「酒に酔ってやってしまった」と話しているという。
同大によると、職員は昨年11月30日午後11時ごろ、大学構内を歩いていた男子学生3人に「何しに来たんだ、クソ学生」と因縁をつけ、1人の顔面を平手で複数回殴って頸椎(けいつい)ねんざなどのけがを負わせ、自転車や携帯電話を壊した。泥酔状態だったという。
同大は、職員が過去にも飲酒トラブルを繰り返し、上司から厳重注意を受けていたことを重視。学生との示談は成立しているが、大学の名誉を著しく失墜させたとして処分を決めた。吉田浩己学長は「極めて遺憾。教職員に綱紀粛正を周知徹底させていきたい」としている。