「1万円で取引しない?」女子生徒に万引口止め料要求メール 神戸の男性教諭
2008.9.11 09:16 産経新聞
神戸市北区の兵庫県立高校の男性教諭(49)が6月、万引で補導された同校2年の女子生徒に「卒業まで黙っているから、1万円で取引しない!?」と口止め料を要求するかのようなメールを送っていたことが11日、分かった。
兵庫県教育委員会は「生徒に恐怖心を抱かせ、信用を失墜した」として8月、教諭を戒告の懲戒処分にした。教諭は「金銭を要求する意図はなかった」と釈明し、生徒らに謝罪したという。
県教委によると、女子生徒は2月、同区内のスーパーで万引して補導された。学校に報告すべきかどうか、友人を通じて教諭に相談し、メールをやりとりするようになったという。女子生徒の親が学校に抗議して発覚した。