うるま市が控訴の提案 体育で生徒後遺症
2009年3月24日10時35分配信 琉球新報
【うるま】うるま市内の中学校で体育の授業中、生徒に頸椎(けいつい)損傷などで後遺症が残ったのは担当教諭の安全配慮義務違反だとする那覇地裁沖縄支部の判決を不服として、うるま市(知念恒男市長)は23日、開会中の3月定例議会に控訴承認を求める議案を提案した。市側は「教諭の過失がほぼ全面的に認められたことは、今後の指導に与える影響が大きい。弁護士や教育委員会で協議した結果、再度訴えていくことにした」と控訴理由を説明した。
同裁判は、生徒とその家族が訴え、19日の判決では市に約1億6700万円の支払いが命じられた。