元教諭が2百万支払い和解 部活の女子生徒にわいせつ
2008.2.6 16:53 産経新聞
佐賀県唐津市の県立高校の元女子生徒が、部活動の顧問だった元教諭の男性に体を触られたとして、県と元教諭に550万円ずつの損害賠償を求めた2つの訴訟の和解協議が6日、佐賀地裁(神山隆一裁判長)であり、元生徒は県への請求を放棄し、元教諭が200万円を支払うことで和解が成立した。
訴状によると、平成17年3月、当時は高校1年でバレー部に所属していた元生徒は、ほかの部員とともに、顧問をしていた元教諭の自宅に宿泊し、体を触られた。
元教諭は同年5月に懲戒免職となり、18年9月に準強制わいせつ罪で懲役2年、執行猶予3年の判決を受け確定した。