女性に乱暴の元熊本大職員 出向先ではカラ出張
2008.12.10 14:02 産経新聞
女性を乱暴したとして強姦(ごうかん)罪で起訴された元熊本大人事課職員、永田真護被告(28)が、出向先だった八代工業高等専門学校(熊本県八代市)でカラ出張を繰り返し、計約50万円を不正に受け取った疑いがあることが10日、関係者の話で分かった。八代高専から相談を受けた熊本県警が詐欺容疑などで捜査を始めた。
関係者によると、永田被告は八代高専総務課に勤務していた8月から9月ごろにかけ、複数回にわたって出張があったように装って架空の経費を請求、計約50万円を自分の口座に振り込ませた疑い。永田被告は当時、会計担当をしていたという。
永田被告は10月1日から無断欠勤が続き、同21日に帰宅途中の20代女性を脅して乱暴したとして、熊本県警に10月末に逮捕された。