県教委:入試調査書記載ミス、教員ら処分 /岐阜

県教委:入試調査書記載ミス、教員ら処分 /岐阜
2009年3月28日13時1分配信 毎日新聞

 今春の公立高校選抜入試で、受験高校に提出する調査書を作成した際、1学級分の調査書の評定をすべて同じに記載する誤りがあり、本来は合格していた生徒1人が不合格にされた問題で、県教委は27日、中津川市立第二中学の高田雅明校長(56)を減給10分の1、1カ月、同校の2人の男性教頭を戒告の懲戒処分にした。このほか入試業務に携わった教員11人を文書訓告や厳重注意処分とした。
 また同市立坂下中学でも、県外の高校を受験した2人の生徒に合否連絡をする際に、逆に結果を伝える誤りがあったとして、同校の長谷川敏明校長(58)を戒告の懲戒処分にした。
 県教委によると、今月23日に不合格を中学校から伝えられた生徒から「合格証が届いた」との連絡があり、調べたところ、合否連絡などの事務処理のために中学校が独自に作成した受験者一覧表の受験番号が入れ替わっていたことが分かったという。【稲垣衆史】

3月28日朝刊

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする