合宿名目で集金300万円使途不明 解雇の同女中高教諭
2009年3月31日21時19分配信 京都新聞
京都府高校芸術文化連盟(京都市左京区)の活動費を不正流用したとして同志社女子中高(上京区)のマンドリン部顧問の男性教諭(42)が懲戒解雇された問題で、教諭が保護者から合宿名目などで集めた費用三百数十万円が使途不明金になっていることが、31日までに分かった。
同校によると、2005年度から07年度ごろにかけて、教諭が保護者から徴収した部の合宿費や演奏旅行費などの残金の一部が使途不明になっている。保護者からあらかじめ多めに徴収し、教諭は残金で楽器を購入したと説明しているが、領収書はないという。
旅費などの管理は長期間、教諭に任せきりだった。教諭が返済予定のため学校側は刑事告訴しないという。