女性暴行傷害の元教諭 起訴事実認める 地裁舞鶴支部で初公判
2009年4月14日22時9分配信 京都新聞
女子高校生に乱暴したとして女性暴行傷害などの罪に問われた京都府与謝野町立桑飼小の元教諭細野弘和被告(35)=同町後野=の初公判が14日、京都地裁舞鶴支部(坂上文一裁判長)であった。細野被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
検察側は、冒頭陳述で、細野被告は女子高生らに強い性的関心を持ち、一昨年6月から昨年6月まで間に女子高生計6人に連続してわいせつな行為をしたと指摘し、現役教師の連続事件であり、教育現場や地域社会に衝撃を与えたと述べた。
起訴状では、細野被告は昨年6月3日午後9時40分ごろ、与謝郡内の路上で、自転車の女子高校生に対し、「騒いだら東舞鶴の事件みたいなことになる」と言って脅し、性的暴行を加えて脚などに3週間のけがを負わせた、としている。