<傷害>男性職員が児童の尻に熱湯 秋田の自立支援施設

<傷害>男性職員が児童の尻に熱湯 秋田の自立支援施設
2009年4月16日20時45分配信 毎日新聞

 秋田県警仙北署は16日、秋田市新屋下川原町にある児童自立支援施設「千秋学園」の元非常勤嘱託職員、森元悠介容疑者(24)を傷害の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は、同施設の職員だった3月31日午後8時半ごろ、男子寮内で、ポットの熱湯を男子児童(12)の尻に直接かけ、3週間のやけどを負わせたとしている。

 5日後に連絡を受けた児童の母親が警察に相談した。同署によると、森元容疑者は容疑を認めているという。

 学園によると、森元容疑者は1人で当直をしており、発生時は就寝前の自由時間で、児童たちと一緒にホールにいた。同学園は「(森元容疑者は)子供たちとじゃれ合って、ポットからお湯を数滴かけようとしたら、たくさん出てしまったと言っている。体罰ではないと認識しているが、対応にまずさがあった」と説明している。

 森元容疑者は07年4月から同学園で勤務し、今月10日に依願退職した。【坂本太郎】

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