慶応大、米国人講師も大麻所持で現行犯逮捕されていた
2008.11.5 12:22 産経新聞
慶応義塾大学の米国人講師が今年2月、大麻取締法違反(所持)の現行犯で警視庁に逮捕されていたことが分かった。同大では10月、学内で大麻の売買をしたとして、男子学生が同法違反(譲渡など)の疑いで逮捕されている。
逮捕されたのは、米国籍のロルビン・サイラス・ポール元講師(41)。調べでは、ロルビン元講師は今年2月7日午前、東京・新橋駅近くで、大麻樹脂など約0・6グラムを所持していたとして、愛宕署に大麻取締法違反の現行犯で逮捕された。その後、入管難民法違反(不法残留)の罪でも起訴され、3月13日に強制送還となった。
同大によると、ロルビン元講師は平成17年4月から逮捕されるまで、同大の訪問講師として英語を教えていた。大学側の聴取に「キャンパス内で吸ったり、売買したことはない」と答えたという。