強制わいせつ未遂で有罪判明、中学教諭の採用無効に

強制わいせつ未遂で有罪判明、中学教諭の採用無効に
2009年4月30日12時18分配信 読売新聞

 女子生徒に不適切な内容のメール計約300通を送ったなどとして、横浜市教育委員会は30日、市立中の男性教諭(28)を懲戒免職処分にした。

 市教委によると、教諭は今月までの約半年間、顧問をしていた部の女子生徒3人に「チューしたい」「好き」などと書いたメールを携帯電話で送った。3月27日には、うち1人に校内の相談室で背中をマッサージさせ、2、3回抱きついた。教諭は「冗談でやった」などと話しているという。

 また、女子生徒の着替えを校内で盗撮したとして県迷惑行為防止条例違反容疑で3月31日に逮捕(処分保留で釈放)された同市立中の男性教諭(32)が、採用前の2000年に女児への強制わいせつ未遂罪で有罪判決を受けた事実を隠して採用試験を受けたことが判明し、市教委は地方公務員法の欠格条項に当たるとして採用を無効にした。市教委は「受験時の本人の誓約を信じた。対策を検討したい」としている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする