県教委:けがさせた教諭2人、戒告処分に /兵庫
2009年5月13日16時1分配信 毎日新聞
県教委は、女性にけがをさせた尼崎市内の県立高の男性教諭(55)と、女子生徒をたたいてけがをさせた加古川市立中の男性教諭(40)を、戒告とした懲戒処分を発表した。
いずれも12日付。県教委によると、高校教諭は昨年12月13日未明、神戸市中央区のJR三ノ宮駅エスカレーターで女性と肩がぶつかり、ホームで呼び止められ苦情を言われた際、振り向きざまに女性の左ひざをけって全治7日間の打撲を負わせた。駆け付けた警察官に傷害容疑で逮捕された。女性とは示談が成立し、不起訴処分になったという。
また、中学教諭は2月24日午前10時15分ごろ、女子生徒に授業に出席するよう指導した際、生徒が「うるさい」などと従わなかったため、左ほおを平手で1回たたいた。平手が生徒の左耳に当たり、鼓膜に穴が開いたが、すでに治癒したという。【近藤諭】
〔神戸版〕
5月13日朝刊