高校入試:内申書、30人分記載ミス 合否影響なし−−前橋・富士見中 /群馬

高校入試:内申書、30人分記載ミス 合否影響なし−−前橋・富士見中 /群馬
2009年5月28日12時2分配信 毎日新聞

 前橋市立富士見中学校(松村晃人校長)で今年2月、高校入試の際に中学校から高校に送った生徒30人分の調査書(内申書)に記載ミスがあったことが27日、分かった。同校はミスに気付いた後に保護者に謝罪し、県教委などに事実を報告した。県教委によると、記載ミスによる合否判定への影響はなかった。
 同校によると、記載ミスは▽2年次の必須教科の評価3件▽2年次の選択教科の教科名と評定13件▽3年次の選択教科と評定25件▽意欲などを評価する「観点」の記入漏れ1件−−の計42件で、同じ生徒の二つの教科の評価を入れ違えるなどしていた。
 高校側からの問い合わせで同校が調査書を点検し、記載ミスが発覚した。同校は「パソコンの入力ミスや、点検作業を繰り返すうちに記載ミスが生じた」と説明。松村校長は「生徒や保護者には、本当に申し訳ないことをした。今後は、ミスがないようにしたい」と話している。【庄司哲也】

5月28日朝刊

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