酒気帯び運転:容疑で県立高教諭を逮捕−−会津若松署 /福島

酒気帯び運転:容疑で県立高教諭を逮捕−−会津若松署 /福島
2009年5月31日13時1分配信 毎日新聞

 30日午前3時50分ごろ、会津若松市金川町の市道交差点で、同市北会津町上米塚、県立会津工業高校教諭、稲本可文(よしふみ)容疑者(58)の乗用車が、右から来た湯川村の男性会社員(61)の乗用車と出合い頭に衝突。呼気からアルコールが検出されたとして、会津若松署は稲本容疑者を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。けが人は無かった。
 同署によると、稲本容疑者は自宅で前夜、ウイスキーの水割りを飲んで寝た。未明に起き、「山菜を採りに行く途中だった」と話しているという。
 渡辺秀雄校長(59)は「どういう経緯であれ、酒気帯びで事故を起こすことはあってはならない」と話した。同校では07年2月、元教頭が酒気帯び運転し、停職1年の処分を受けた。
 県教育委員会の藤田充(まこと)教育次長は会見し、「不祥事根絶に向けて指導に全力を挙げている中、県民の信頼を裏切ったことをおわびする。厳正に処分したい」と謝罪した。【金寿英】

5月31日朝刊

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