大麻 学習塾屋上で栽培の校長を容疑で逮捕 愛知・一宮

大麻 学習塾屋上で栽培の校長を容疑で逮捕 愛知・一宮
2009年6月8日23時57分配信 毎日新聞

 愛知県警薬物銃器対策課と一宮署は8日、同県一宮市末広2、地元大手学習塾「野田塾」西春校校長、藤原一臣容疑者(37)を大麻取締法違反(栽培)容疑で現行犯逮捕した。県警によると、藤原容疑者は3階建て校舎の屋上で大麻を栽培。調べに「自分で吸うためだった」と容疑を認めているという。

 容疑は同日、同県北名古屋市九之坪の野田塾西春校屋上で、大麻草6株を栽培していたとしている。県警によると、藤原容疑者は「高校生のころから大麻を吸っていた。いつでも吸えるように昨夏ごろから自分で栽培を始めた」などと供述しているという。

 県警によると、藤原容疑者は屋上に置いたプラスチック製衣装ケース(縦70センチ、横40センチ、高さ30センチ)の中で大麻草を栽培していた。屋上へは、3階の天井にある点検用の出入り口にはしごを立て掛けて上る構造で、普段は屋上への人の出入りはなかった。藤原容疑者は講師も務めており、授業の合間などに屋上へ行って世話をしていたという。

 4月に情報提供があり、県警が捜査していた。県警はインターネットで種を入手したとみて入手経路の解明を進めている。西春校では小学4年から中学3年まで約130人が学び、講師は藤原容疑者ら9人。【加藤潔】

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