内申書記載ミスで校長を戒告処分 前橋
2009年6月19日8時5分配信 産経新聞
前橋市富士見町の市立富士見中学校で、今春の高校入試の際に高校に提出した生徒の調査書(内申書)に記載ミスがあった問題で、県教委は18日、記載内容の確認作業を行う態勢を整えていなかったとして、同校の男性校長(54)を戒告処分にした。
県教委によると、記載ミスは、パソコンへのデータの入力ミスなどが原因で、男性校長は、県公立高等学校入学者選抜実施要項で定められた学校職員でつくる調査書作成委員会を校内に設置していなかった。
会見した福島金夫県教育長は「生徒にとって大切な進路にかかわる資料の一つでミスがあったことは極めて遺憾。指導の徹底を図る」とコメントした。