釈放6人へ指導再開 京教大 人権、モラル教育徹底
2009年6月25日9時29分配信 京都新聞
京都教育大(京都市伏見区)は24日、集団準女性暴行容疑で逮捕された無期停学中の男子学生6人が処分保留で釈放されたことを受け、6人への指導を再開した。日記形式のリポートを課したりして、人権やモラルの教育を徹底する。
大学は、独自の調査に基づいて3月末に学生6人を無期停学処分にした。6人に対しては6月1日の逮捕直前まで、毎日の生活で考えたことなどを記した「日報」を定期的に提出させ、1人につき2人の担当教員が指導を行っていた。指導は逮捕で中断していたが、22日の釈放を受け、再開することにした。
大学によると、24日は教員が学生への連絡や生活状況の把握を行った。今後、人権などをテーマに個別に作成した教育プログラムに基づき指導を行う。復学については、各自の状況を判断した上で教授会が最終判断するという。