飲酒運転:続く荒川中、男性教諭を懲戒免職−−県教委 /和歌山

飲酒運転:続く荒川中、男性教諭を懲戒免職−−県教委 /和歌山
2009年6月30日14時0分配信 毎日新聞

 飲酒運転で人身事故を起こした紀の川市立荒川中学校の男性教諭(23)について、県教委は29日、懲戒免職にした。昨年12月にも同校の別の教諭が飲酒運転したことを踏まえ、学校長(54)も減給10分の1(1月)。市教委も、同校教頭(53)と市教育長(70)を文書訓告するなどした。
 県教委によると、男性教諭は20日夜、同市の国道24号交差点で車を運転して事故を起こし、2人に軽傷を負わせた。生ビールを5杯以上飲み、呼気から基準値の4倍のアルコール分が検出されたという。
 また県教委は29日、担任の5年生男児(10)に体罰をしたみなべ町立小学校の男性教諭(33)を、戒告処分した。5月18日、指示に従わず教室から出た男児の頭を両手で揺さぶるなどし、軽傷を負わせた。町教委も学校長(55)を文書訓告にした。
 県教委は相次ぐ不祥事を受け、7月1日に全市町村教育長の集会を開く。【山下貴史】

6月30日朝刊

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