女高生の自転車に“わいせつ当たり屋”教諭
2009年7月9日19時51分配信 読売新聞
宮崎県警は9日、同県西都市三宅、県立日向工業高校教諭甲斐正直容疑者(39)を強制わいせつ容疑で逮捕した。
発表によると、甲斐容疑者は6月27日午後10時頃、宮崎市新名爪(にいなづめ)の歩道で、市内の高校に通う女子生徒(16)の自転車の前にわざと飛び出し、衝突。「足が痛い。もんでくれ」などと言い、自分のズボンと下着を下げさせ、下腹部を数十分間マッサージさせた疑い。
女生徒は気が動転して言われるままにしたが、帰宅後に母親に相談し、県警へ被害届を出した。
甲斐容疑者は高校で保健体育を担当。この日は夕方まで学校で勤務していたという。渡辺義人・県教育長は「教育への信頼を著しく損なうもので遺憾。事実関係を把握し、厳正に対処したい」とのコメントを出した。