懲戒処分:教材費など着服、高校教諭を免職−−県教委 /鹿児島
2009年7月22日17時0分配信 毎日新聞
県教委は21日、模擬試験の代金などを着服した40代の男性教諭を懲戒免職処分にした。
教職員課によると、教諭は北薩地区の高校で模擬試験担当だった07〜08年度、業者に支払うべき模擬試験や副教材の代金少なくとも200万円を着服。「生活費に使った」と話したという。今年4月、進路指導の教諭が、08年度の模擬試験の会計報告がされていないのに気づき発覚した。
代金は毎月、生徒から集金し、学校事務室の担当者が口座に保管。支払いの度、教諭が担当者から預かっていたという。同課は「このようなことが起きて非常に残念。県内の全教職員に強く注意を促したい」としている。
7月22日朝刊