着服:中学教諭2人、マーチング協会運営費320万円−−高砂市教委が調査 /兵庫
2009年7月22日16時0分配信 毎日新聞
高砂市教委は21日、県マーチングバンド・バトントワーリング協会(事務局、芦屋学園中・高校内)の事務局を務めた別々の高砂市立中学の男性教諭2人が、協会運営費から計約320万円を着服していたことを明らかにした。市教委は「まだ全容をつかんでいない」として引き続き調査する方針。
この日開かれた市議会議会運営委員会で説明した。市教委によると、2人は05〜08年度に事務局長と事務教局次長を務めた人物。6月初めに協会理事長から市教委に連絡が入って内部発覚した。事務局長が58万円の使い込みを認めて謝罪し、全額を返済。残り約262万円については事務局次長が「浪費した」と認めたが、未返済という。
市教委は2人からてん末書を取っており、全容を解明次第、県教委に報告するという。【成島頼一】
〔播磨・姫路版〕
7月22日朝刊