酒気帯び運転教諭 懲戒免
県教委、処分基準の改正後初
2009年7月29日 読売新聞
5月に倉吉市内の飲食店での教職員らとの慰労会に出た後、酒気帯び運転をしたとして倉吉署に摘発され、自宅謹慎中の小田浩紀・琴浦町立東伯小教諭(49)について、県教委は28日、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。慰労会に同席しながら飲酒運転をしないよう呼びかけなかった篠原重義校長も戒告処分とした。酒気帯び運転は原則免職とした2006年12月の教職員処分基準改正後、初の免職処分。
小田教諭は「教育者としての信頼を損ね、各方面に迷惑をかけた」と話したという。中永広樹・県教育長は「酒気帯び運転の処分が重くなったことは教職員にも伝えてあり、非常に残念で遺憾。指導を徹底したい」と話している。