国旗国歌訴訟で原告側が控訴/横浜地裁

国旗国歌訴訟で原告側が控訴/横浜地裁
2009年7月29日20時0分配信 カナロコ

 県立学校の教職員ら135人が県に対し、入学式や卒業式で国旗に向かって起立し、国歌を斉唱する義務がないことの確認を求めた訴訟で、訴えを棄却した横浜地裁判決について、原告側は28日に控訴した。

 原告側代理人の神原元弁護士は「見るべき所が1行もない最低の判決だった。控訴審でよりよい判決が得られると確信している」と控訴理由を説明した。

 判決は、式典での起立斉唱は「通常想定され、期待される儀礼的な行為」とした上で、「直ちに原告らの信念を否定するものではなく、良心の自由を侵害するものともいえない。校長が行う指示命令は適法な職務行為」などとして訴えを棄却した。

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