兵庫県立大教授がセクハラで停職6カ月

兵庫県立大教授がセクハラで停職6カ月
2009年8月5日19時16分配信 産経新聞

 兵庫県立大(本部・神戸市中央区)は5日、性的な発言を繰り返したり体を触るなどのセクシュアルハラスメントで女子学生に精神的苦痛を与えたとして、経営学部の男性教授(43)を同日付で停職6カ月の懲戒処分としたと発表した。

 同大によると、男性教授は担当していた大学院の博士課程に在籍していた20代の女子学生に対し、平成19年4月ごろから「自分は性行為が好きだ」などと男女関係に関する発言を繰り返した。今年2月には、研究室で「一度だけ」と言いながら肩を触り、女子学生に恐怖心を抱かせた。男性教授は体を触ったことを認めているが「スキンシップのつもりだった」と話しているという。

 また、女子学生が提出した学位取得に必要な論文の草稿を2度にわたり放置。女子学生は論文を学会などに提出できず、博士課程を修了できなかった。同大学は「遺憾の極み。再発防止に努めたい」としている。

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