愛知のスケートコーチ、強姦致傷に冤罪主張
2009年8月20日11時31分配信 読売新聞
名古屋市のスケートクラブのヘッドコーチが昨年4月、自宅で教え子の女子中学生に性的暴行をしたとされる事件で、強姦(ごうかん)致傷罪に問われた元ヘッドコーチで無職酒井康資(やすじ)被告(58)の初公判が20日、名古屋地裁であった。
罪状認否で酒井被告は「冤罪(えんざい)事件で、私は無罪です。裁判で真実が解明されることを望みます」と述べ、無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で、「女子中学生に居酒屋で酒を飲ませたり、体を触ったりしていた」と指摘。さらに、「事件当日は女子中学生が1人で寝ることになったので寝室に忍び込んで無理やり暴行した」とした。
一方、弁護側は「性的暴行を加えた事実はない。飲酒についても、女子中学生が自分で飲んだことだ」と主張した。
酒井被告は逮捕直後、容疑を認めていたが、今年5月に同地裁で行われた拘置理由を開示する法廷で、「事件に身に覚えはない」と起訴事実を否認した。
検察側の冒頭陳述によると、酒井被告は昨年4月11日未明、同市瑞穂区の自宅で、女子中学生の首を絞め、「大きい声を出したらスケートをやめさせるぞ」などと脅して乱暴し、けがをさせたとしている。
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元スケートコーチが無罪主張=教え子暴行で初公判−名古屋地裁
2009年8月20日10時53分配信 時事通信
名古屋市のスケートクラブに通う女子中学生=当時(13)=に暴行しけがをさせたとして、強姦(ごうかん)致傷罪に問われた元スケートコーチ酒井康資被告(58)の初公判が20日、名古屋地裁(佐々木一夫裁判長)であり、同被告は「わたしは無罪です」と起訴内容を否認した。
弁護側は冒頭陳述で「女子生徒は酒井被告にこびるようなしぐさをし、嫌がる様子はなかった」と述べ、同意の上の行為と主張した。
一方、検察側は「被害者が一人で寝ているこの機を逃すと、いつ行為ができるか分からないと思い、犯行に及んだ」と指摘した。
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元理事、少女への暴行ないと否認 フィギュアコーチ強姦致傷事件
2009/08/20 11:33 【共同通信】
フィギュアスケートのクラブで指導していた女子中学生に乱暴したとして、強姦致傷罪に問われた「日本フィギュアスケーティングインストラクター協会」元理事酒井康資被告(58)の初公判が20日、名古屋地裁(佐々木一夫裁判長)で開かれた。酒井被告は「(暴行行為を)少女に一切行っていない。本件は冤罪事件です」と起訴内容を否認した。
冒頭陳述で検察側は「コーチとしての立場を利用した犯行」と指摘。弁護側は「脅迫したり傷害を負わせた事実もない」と主張した。
起訴状によると、酒井被告は昨年4月11日未明、名古屋市瑞穂区の自宅で、スケート指導のため宿泊させていた当時13歳の女子中学生の首を両手で絞め「大きい声を出したらスケートをやめさせるぞ」などと脅して乱暴し、1週間のけがを負わせたとしている。
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元スケートコーチ起訴 13歳少女への強姦致傷罪
2008.6.25 18:52 産経新聞
名古屋地検は25日、フィギュアスケートのクラブで指導していた中学2年の女子生徒(13)を乱暴し、けがを負わせたとして強姦(ごうかん)致傷罪で元コーチの「日本フィギュアスケーティングインストラクター協会」元理事、酒井康資容疑者(56)を起訴した。
起訴状によると、酒井被告は4月11日午前3時45分ごろ、名古屋市瑞穂区の自宅で、女子生徒の首を両手で絞めた上、「大きい声を出したらスケートをやめさせるぞ」などと脅して乱暴し、1週間のけがを負わせた。
愛知県警によると、生徒は早朝から練習があったため、母親らと被告宅に宿泊。当時母親は別の部屋にいて、生徒は1人だった。生徒の家族の告訴を受けた県警が6月に逮捕した。