富士宮の柔道部顧問体罰:部員けがで教諭を書類送検 傷害容疑で富士宮署 /静岡

富士宮の柔道部顧問体罰:部員けがで教諭を書類送検 傷害容疑で富士宮署 /静岡
2009年8月21日11時1分配信 毎日新聞

 富士宮市立中学校の柔道部顧問の男性教諭(49)が、男子部員に指示して女子部員の顔をはたかせ、軽傷を負わせるなどした事件で、富士宮署は20日、教諭を傷害の疑いで静岡地検富士支部に書類送致した。同署によると、教諭は「行き過ぎた指導だった」と容疑を認めているという。女子生徒が8月4日に被害届を出していた。
 送検容疑は、教諭が08年8月30日正午ごろ、学校の柔道室で男子生徒に「気合を入れろ」と女子生徒の顔を両手で張り手するよう命じ、女子生徒をはたかせた。さらに教諭は女子生徒の頭を約60センチの竹刀で数回殴り、頭部打撲など全治約10日間のけがをさせたとしている。【田口雅士】

8月21日朝刊

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