横領、痴漢…教諭2人を懲戒免職
2009.9.25 18:45 産経新聞
埼玉県教育委員会は25日、修学旅行などの積立金を横領するなどしたとして、県立草加高校の毛塚弘幸教諭(50)を懲戒免職処分とした。すでに全額返済しているという。県教委は業務上横領容疑での告発も視野に、草加署に相談している。
県教委によると、毛塚教諭は平成19年5月〜20年4月にかけて計9回、学年主任と会計担当をしていた19年度入学生の積立金計約104万円を横領したほか、20年5月には積立金約75万円を無断で口座から引き出し紛失した。
県教委に対し、毛塚教諭は「趣味のDVDや食費などに使った。学校と自分のカネの区別がつかなくなった」など説明。紛失分については「バッグに入れておいて、気づいたらなくなっていた。後で返せばいいと思った」と弁明しているという。
また県教委は25日、JR川越線の電車内で痴漢をしたとして、県立戸田翔陽高校の男性臨時教諭(42)を懲戒免職処分とした。