少女にわいせつ行為撮影容疑
京都府警 中学元教諭を再逮捕
2009年9月29日(火) 京都新聞
部活動のマッサージと称して中学校教諭が生徒にわいせつな行為をしたとされる事件で、別の少女とのわいせつな行為の様子をビデオで撮影していたとして、京都府警が、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、京都市立中学校の元教諭今村和明被告(35)=準強制わいせつ罪で公判中、懲戒免職=を再逮捕していたことが28日に分かった。
関係者によると、少女が撮影されていることを知らなかった映像もあるといい、府警が経緯を調べる。映像の外部への流出は確認されてないという。
逮捕容疑は、京都市内の中学校教諭時代、西京区上桂北ノ口町の自宅で、少女が18歳未満と知りながら、わいせつ行為の様子をビデオカメラで撮影し、録画した疑い。
府警は4月、女子生徒に対する準強制わいせつ容疑で今村容疑者を逮捕し、自宅からビデオ機器を押収した。関係者によると、映像を解析した結果、少女とのわいせつ行為が映っていたという。
今村容疑者は、市立中で顧問だった運動部の女子生徒2人にマッサージと称して自宅などで、体を触るなどわいせつな行為をしたとして、計3件の準強制わいせつ罪で起訴された。公判では起訴内容を一部否認している。
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