宇都宮で男性教諭が授業中に教え子の胸触る
2009年10月23日 05:00 下野新聞
宇都宮市教委は22日、同市立学校の男性教諭(58)が授業中に教え子の女子の胸を触るわいせつ行為をした、と発表した。
同市教委によると、9月28日午後12時半ごろ、男性教諭が少人数指導の授業中、個別指導をしながら女子の服の中に手を入れ、右胸を触ったという。
10月初めに女子の保護者が学校に相談し、発覚。男性教諭は事実を認め、女子の保護者に謝罪した。男性教諭は現在、自主的に学校を休んでおり、「申し訳ない。悪気があったわけではない」と話しているという。
同市教委は、被害者が小学女子児童か中学女子生徒かを公表しないことについて「保護者の要望があったため」と説明している。
事態を重くみた同市教委は22日夕方、臨時校長会議を開き、服務規律の徹底について指導した。今後、県教委と合同で事実確認を調査し、処分を検討する。
伊藤文雄教育長は「本市学校教育に対する信頼を大きく失墜させたことに対し、心からおわび申し上げる」とコメントしている。