無免許運転、校長室で窃盗 北海道教委が男性教諭を免職
2009/11/04 13:39 【共同通信】
北海道教育委員会は4日、飲酒運転による免許停止期間中に無免許運転を繰り返したほか、校長室の金庫から約17万円を盗んだとして、釧路町立中学校の男性教諭(33)を懲戒免職処分にしたと発表した。
道教委によると、教諭は昨年9月20日未明、釧路市内で知人と飲酒後に運転、90日間の免許停止処分を受けたが、その後も通勤などのため日常的に無免許運転を繰り返していた。
教諭は今年9月、校長室の金庫に保管していた職員の親睦会費を5回にわたって、計約17万円を抜き取っていた事実が発覚。校長の事情聴取に、飲酒運転で摘発されたことも認めた。
教諭には約80万円の借金があり、返済に充てるため抜き取ったという。現金は全額弁済し、学校側は警察に被害届を出さない方針。