飲酒して授業や自動車運転 広島県、高校教諭を停職

飲酒して授業や自動車運転 広島県、高校教諭を停職
2009/11/13 23:15 【共同通信】

 広島県教育委員会は13日、勤務時間や休憩時間中に飲酒し、授業や自動車の運転を繰り返したとして県東部の県立高校に勤務する男性教諭(51)を停職6カ月の懲戒処分にした。教諭は辞表を提出、同日受理された。

 県教委によると、教諭は5〜7月に計4回、学校を抜け出して近くのコンビニで缶の酎ハイを購入。飲酒後、車で学校に戻り授業していた。県教委の調査に「将来への希望がなくなりイライラした」と話している。

 保護者からの通報で7月に発覚した。県教委によると、教諭は「5月から週に1〜3日同様の飲酒を繰り返し、1日2回酒を買いに出た日もあった」とも話している。教諭は7月、アルコール依存症と診断された。

 県教委は13日、この教諭以外に、セクハラ行為や無断欠勤などで、校長3人を含む計15人をそれぞれ停職3カ月や減給、戒告の懲戒処分とした。これとは別に、不祥事が相次いでいるとして榎田好一教育長も戒告処分とした。

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