大阪市立喜連東小学校、教諭が児童の個人情報を記録したUSBメモリを紛失
2009年11月16日16時20分配信 Scan
大阪府大阪市は11月9日、同市立喜連東小学校教諭が11月6日、大阪市営地下鉄谷町線「天王寺駅」八尾南行きホームにて、児童の個人情報等が保存されているUSBメモリの入った筆入れを紛失したと発表した。同教諭は、前日11月5日に家で作業をするためUSBメモリを自宅へ持ち帰り、当日朝、出勤時に駅ホームで荷物の出し入れをした際、ベンチにUSBメモリの入った筆入れを置き忘れて地下鉄に乗車した。なお、同校ではUSBメモリなどによるデータの持ち帰りを禁止していた。
同教諭は次の駅(阿倍野駅)で置き忘れに気づき、天王寺駅に引き返しベンチ付近を捜すとともに駅に紛失届けを出した。その後、警察に遺失物届けを提出し、駅や交通局の落し物センターへの問い合わせ、駅ホーム付近の捜索などを数回にわたって実施しているが、現在のところ見つかっていないという。紛失したUSBメモリには、平成21年度 2年2組30名分の児童の氏名および1学期のテストの点数(国語、算数、生活)や、児童の作文(氏名入り)学習活動の写真データを含む平成20・21年度の学級だより作成用データ、平成20年度 3年2組33名分の児童の氏名及び3学期の国語のテストの点数が記録されていた。