県教委:教諭ら5人、懲戒処分 みだらな行為、暴力など /福島

県教委:教諭ら5人、懲戒処分 みだらな行為、暴力など /福島
2009年11月21日13時1分配信 毎日新聞

 県教委は20日、教諭ら5人の懲戒処分を発表した。女子高校生とみだらな行為をしたとして罰金30万円の略式命令を受けた福島商業高の菊地和典・非常勤講師(28)は懲戒解雇。福島市のコンビニエンスストアで、財布を置き引きしたとして窃盗容疑で逮捕され、起訴猶予となった二本松市立安達中の紺野裕教諭(36)は停職12カ月とした。退職願が提出されており、同日付で受理した。
 このほか、県北地区の中学の40代の男性教諭を停職8カ月とした。今年8月、校長から担当変更を命じられたことを不服として、生徒の個人情報などを含む文書を、生徒47人の保護者に郵送。06年12月には、自身の不手際を指摘した男子生徒の頭部をなぐった。
 県中地区の中学の30代の男性教諭は10月、男子生徒2人が合唱の練習に真剣に取り組んでいないと考え、腕をけるなどしたため減給3カ月(10分の1)。県中地区の高校の40代の男性教諭は9月の校内除草作業中、カードゲームをしていた男子生徒6人に丸刈りを命じたなどとして同2カ月(同)とした。
 会見した藤田充教育次長は「深くおわび申し上げる。今後とも、教職員の不祥事防止に取り組み、信頼回復に努める」と陳謝した。【松本惇】

11月21日朝刊

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