電車内で盗撮容疑、三重大教授を出勤停止処分
2009年11月25日13時06分 読売新聞
電車内で女性を盗撮したとして、三重大は25日、教育学部の60歳代の男性教授を出勤停止6か月の懲戒処分にした。
発表などによると、男性教授は9月30日午後5時頃、近鉄大阪線伊勢中川―青山町間を走行中の電車内で、向かい側に座っていた40歳代の女性のひざ付近をデジタルカメラで盗撮した。女性が気付き、取り押さえた。
県警名張署が調べたところ、デジタルカメラには同月2日に盗撮した映像も保存されていたといい、同署は10月22日、県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで、津地検伊賀支部に書類送検した。
男性教授は調べに対し、「8月31日にも盗撮行為をした。ストレスがたまって、ついやってしまった」と説明したという。
内田淳正学長は「社会の信頼を著しく損なうもので、深く陳謝します。再発防止に取り組みたい」とコメントしている。