懲戒処分:酒気帯び運転の教諭、停職6カ月−−県教委 /福井
毎日新聞 2009年11月28日 地方版
県教委は27日、酒気帯び運転で検挙され、学校などに事実を報告していなかった福井市春山小の内田秀喜教諭(56)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。内田教諭は退職願を提出しており、同日付で受理された。
県教委によると、内田教諭は8月4日午後、勝山市内のお好み焼き屋など数軒でビールや焼酎を飲み、車内で約2時間仮眠。5日午前0時半ごろ、福井市内の自宅に向かう途中に、勝山市内の県道交差点の点滅赤信号で一時停止せず、勝山署員が停車を命じ、酒気帯び運転が分かった。県教委に今月、匿名の電話があり発覚するまで、事実を報告しなかった。
県教委の調査に、内田教諭は「検挙されたことを報告する勇気がなかった。過去に飲酒運転をした記憶はないが、2時間仮眠をして頭がさえていたので、ついハンドルを握ってしまった」と弁明。反省しているという。【安藤大介】