懲戒処分:1人を免職、3人停職 強制・公然わいせつ、器物損壊で−−県教委 /愛知
2009年11月26日12時1分配信 毎日新聞
県教委は25日、女児に対する強制わいせつ罪で起訴された岡崎市立六ツ美南部小教諭、江畑雅導被告(29)を同日付で懲戒免職とし、器物損壊や公然わいせつで罰金刑を受けるなどした男性教諭3人を停職1〜6カ月とする懲戒処分を発表した。3人は26日付で依願退職する。
県教委によると、江畑被告は8月20日午後4時ごろ、岡崎市の路上で下半身を露出し、女児(10)に押しつけたとされる。今月4日に名古屋地裁岡崎支部に起訴され、県教委の聴取に起訴内容を認めたという。
ほかに処分を受けた3人は▽トラブルのあった隣人の車を鍵で傷つけて罰金20万円の略式命令を受けた幡豆郡の中学校教諭(45)=停職1カ月▽女性2人のスカートの中を盗撮して書類送検された同郡の臨時任用中学教諭(25)=同3カ月▽自家用車内で下半身を露出して外の女子高生に見せ、罰金10万円の略式命令を受けた名古屋市の県立高校教諭(53)=同6カ月。県教委の中島博管理部長は「公教育に対する県民の信頼を失ったことを深くおわびする」と陳謝した。【丸山進】
11月26日朝刊